ユーザ調査
電子マネーとFeliCa対応スマートフォン利用に関するユーザ調査結果
(※FeliCa Networks 調べ)
2018年6月
スマートフォン所有者のうち65.6%がFeliCa対応機種を所有
携帯電話所有者のうち、98.7%がスマートフォンを所有。
スマートフォン所有者のうちの65.6%がFeliCa対応スマートフォンを所有しており、前年度の45.9%から所有率が上がっている。
FeliCa対応スマートフォンの所有率は、男性では50代が73.2%と最も高く、次いで30代および40代で72%前後、女性では30代で65.0%、次いで10代と40代で64%前後と高い値となっている。
FeliCa対応スマートフォン所有者のうち32.7%がスマートフォンで電子マネーを利用
FeliCa対応スマートフォン所有者のうち、32.7%が電子マネーを利用。
前年度の25.1%から利用率が上がっている。
FeliCa対応スマートフォンでの電子マネーの利用率は、男性では40代が46.5%と最も高く、20代から50代で40%以上であり、女性では20代が34.0%と最も高く、30代および40代が約25%で高い値となっている。
電子マネーの利用を開始するきっかけは、
「定期券・乗車券の利用開始」「利用店舗の電子マネー対応」「電子マネーだとお得」が上位
主な利用場所は、コンビニ、駅構内のお店、鉄道、自販機、バスが上位
電子マネー利用開始のきっかけは、「Suica/PASMOなどの定期券・乗車券を利用するようになったから」が52.9%でトップ、続いて「利用していたお店が電子マネーに対応している/対応したから」が38.3%、「電子マネーだとお得だから(ポイントバックや割引など)」が32.8%であり、約半数が交通系乗車券・定期券の利用開始がきっかけとなっている。2番目には「利用していたお店が電子マネーに対応している/対応したから」が続いており、電子マネーが利用できるお店であることを明示することが電子マネーの利用開始に繋がる可能性を示唆している。
電子マネーの主な利用場所は「コンビニ」が78.6%、「駅構内のお店」と「鉄道」が48.3%、「自販機」が41.1%、「バス」が37.9%と、昨年までと同様に利用頻度が多く、決済が早く済むことに優位性が高く感じられる場所が多い。昨年と比較すると各利用場所の利用率は全て上昇しており、電子マネーの日常利用が進んでいると考えられる。
調査概要
調査対象:15歳以上の男女
調査地域:関東地方(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2018年6月22日〜6月30日
回答数:5,000
※グラフに記載している比率は小数点以下第2位を四捨五入しておりますが、合計値が100%にならない場合もあります。