ユーザ調査
電子マネーとおサイフケータイ利用に関するユーザ調査結果
(※FeliCa Networks 調べ)

2012年2月

3人に1人はスマホ、3人に1人はおサイフケータイ

2004年にサービスを開始したおサイフケータイ。携帯電話所有者の58%はおサイフケータイ対応の機種を所有している。
スマートフォンは若年層を中心に広がっており、20代は約半数がスマートフォンを所有している。スマートフォン所有者は全体の28%となっているが、スマートフォン発売時はおサイフケータイ対応機種が少なかったこともあり、スマートフォンの中でのおサイフケータイ所有率は高くないが、若年層を中心に所有者層は広がっている。

携帯電話所有者におけるスマートフォン所有率

おサイフケータイ所有/フィーチャーフォンのみ 42.8%
おサイフケータイ所有/スマートフォン(おサイフケータイ非対応)所有 2.0%
おサイフケータイ対応スマートフォン所有 12.1%
携帯電話所有者におけるおサイフケータイ対応機種所有率(合計) 58%
おサイフケータイ非所有/スマートフォン所有 14.0%
おサイフケータイ非所有/スマートフォン非所有 29.2%
スマートフォン所有率(合計) 28%
  • ※携帯電話所有者ベース
  • ※人口構成比に合わせて集計

スマートフォン所有状況

全体 27.8%
男性10代 39.6%
男性20代 54.9%
男性30代 41.4%
男性40代 38.3%
男性50代 23.1%
男性60代以上 11.3%
女10代 35.7%
女性20代 45.1%
女性30代 33.1%
女性40代 20.4%
女性50代 14.1%
女性60代以上 8.1%
  • ※市場全体ベース
  • ※人口構成比に合わせて集計

おサイフケータイ対応スマートフォン所有状況

全体 12.0%
男性10代 18.4%
男性20代 21.3%
男性30代 18.1%
男性40代 16.3%
男性50代 9.2%
男性60代以上 4.5%
女性10代 19.3%
女性20代 18.4%
女性30代 14.1%
女性40代 9.0%
女性50代 6.1%
女性60代以上 3.4%
  • ※市場全体ベース
  • ※人口構成比に合わせて集計

2割がおサイフケータイで電子マネーを利用
スマホ所有者では電子マネー利用者の過半数がおサイフケータイで利用

おサイフケータイ所有者のうち、68%が電子マネーユーザ、21%はおサイフケータイで利用と回答している。
おサイフケータイ対応スマホ所有者では62%が電子マネーユーザ、32%はおサイフケータイで利用。おサイフケータイでの電子マネー利用は30代男性47%、40代男性53%となっており、サラリーマンでは電子マネーをおサイフケータイで使う人が多い。

おサイフケータイ所有者の電子マネー利用率

おサイフケータイによる電子マネー利用率 21.6%
カード等の電子マネー利用率 46.9%
電子マネー利用率(合計) 68.4%
電子マネー非利用率 31.6%
  • ※おサイフケータイ所有者ベース

おサイフケータイ対応スマートフォン所有者の
電子マネー利用率

全体
おサイフケータイによる電子マネー利用率 31.8%
カード等での電子マネー利用率 30.1%
電子マネー利用率(合計) 61.9%
電子マネー非利用率 38.1%
男性
10代
男性
20代
男性
30代
男性
40代
男性
50代
男性
60代
以上
おサイフケータイによる電子マネー利用率 24.1% 32.1% 47.3% 53.8% 42.7% 45.6%
カード等での電子マネー利用率 42.9% 29.8% 21.8% 17.3% 23.2% 21.1%
電子マネー利用率(合計) 67.0% 61.9% 69.1% 71.1% 65.9% 66.7%
電子マネー非利用率 33.3% 38.1% 30.9% 28.9% 34.1% 33.3%
女性
10代
女性
20代
女性
30代
女性
40代
女性
50代
女性
60代
以上
おサイフケータイによる電子マネー利用率 9.6% 17.8% 25.9% 22.7% 27.7% 17.2%
カード等での電子マネー利用率 51.4% 35.6% 29.0% 31.8% 21.3% 31.0%
電子マネー利用率(合計) 61.0% 53.4% 54.9% 54.5% 48.9% 48.3%
電子マネー非利用率 39.0% 46.6% 45.1% 45.5% 51.1% 51.7%
  • ※おサイフケータイ対応スマートフォン所有者ベース

おサイフケータイをスマホになって初めて利用した人が約3割

スマホでおサイフケータイを利用している人の内、26.8%がフィーチャーフォンでの利用経験がない。スマホでおサイフケータイを利用しはじめたきっかけは、おサイフケータイを利用したサービスのアプリを使ってみたかったがトップとなり、スマホでアプリが一般的になったことで、おサイフケータイ利用への障壁が下がったと考えられる。また、おサイフケータイアプリがあったからも18%おり、認知率が90%超えているおサイフケータイアプリが利用のきっかけに寄与している。

おサイフケータイ対応スマートフォン以前の、
おサイフケータイの利用有無

前の携帯電話でもおサイフケータイ機能を利用していた 72.3%
スマートフォンで初めておサイフケータイを利用した人(前の携帯電話ではおサイフケータイ機能を利用していなかった) 26.8%
スマートフォンで初めておサイフケータイを利用した人(前に所有していた携帯電話はない) 0.9%
スマートフォンで初めておサイフケータイを利用した人(合計) 36.6%

おサイフケータイ対応スマートフォンでの
おサイフケータイ利用きっかけ

おサイフケータイを利用したサービスのアプリを使ってみたかったから 26%
おサイフケータイ機能付きのスマートフォンにしたので、せっかくだからおサイフケータイ機能を使ってみたかった 25%
使いたい電子マネーがあった 21%
おサイフケータイアプリがあったから 18%

おサイフケータイアプリの認知状況

アプリを知っている 90.0%
アプリを知らない 10.0%

利用理由やイメージなどでは「便利」「スマート」が先行、「お得」なども利用のきっかけに
主な利用場所は、コンビニ、自販機、駅ナカ

おサイフケータイの利用理由、決済が早く済むから65%で、利用することでポイントやマイルが貯まるから51%。
おサイフケータイのイメージ、便利36%、手間が省ける26%、スマート22%。便利や手間が省けるというような実用的な理由と合わせて、スマートも多い。
利用場所はコンビニ72.5%、駅構内40.5%、自販機34.6%と決済が早く済むことに優位性が高く感じられる場所が多い。

おサイフケータイを利用している理由

レジでの決済が早く済むから 65.2%
利用することでポイントやマイルが貯まるから 51.3%
小銭やポイントカードなど財布の中身を少しでも減らしたいから 44.1%
手ぶらで出かけることができるから 29.9%
決済額をクレジットカードで支払うことで、クレジットカードのポイントが貯まるから 28.0%
電子マネーなどのチャージが、店頭や券売機などでなくてもできるので 23.9%

おサイフケータイのイメージ

便利 36.2%
手間が省ける 26.0%
スマート 21.8%

電子マネーの主な利用場所

コンビニエンスストア 72.5%
駅構内 40.5%
自動販売機 34.6%
スーパー 23.4%
ファーストフード 19.2%
ドラッグストア 10.5%
本屋 9.8%
カフェ 8.3%
ファミリーレストラン 8.1%
ショッピングモール 6.3%
タクシー 6.2%
そのほかの店舗・場所 7.4%

調査概要

調査対象:15歳以上の男女
調査地域:関東地方(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:スクリーニング調査 2012年2月24日(金)~2月29日(水)
回答数:3,090

※グラフに記載している比率は小数点以下第2位を四捨五入しておりますが、合計値が100%にならない場合もあります。

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