モバイルOSとの関係
モバイルFeliCaプラットフォームでは、日本のサービス要件を満たしながら、国際規格に準拠したチップ上でモバイルFeliCa機能が実装され、よりスマートフォンに搭載しやすい環境を実現しています。
モバイルFeliCa ICチップは、国際規格の近距離無線通信技術方式であるNFCに準拠し、FeliCaだけでなく、Type AやType B通信も可能となっています。
また、モバイルFeliCaの機能は、フェリカネットワークスが開発したアプリケーションとして実現されており、GlobalPlatform®仕様に準拠したセキュアエレメントにおいてJava Cardプラットフォーム上で動作するアプリケーションとして安全に管理されています。
さらに、フェリカネットワークスが提供するモバイルFeliCaミドルウェアの対応活動によって、多くのAndroid端末にモバイルFeliCaをタイムリーに組み込んで提供することが可能になるとともに、Android OSのバージョンアップにもスムーズに対応できるようになっています。
現在、日本国内で販売されているAndroid端末の約7割にモバイルFeliCaの機能が搭載されています(フェリカネットワークス調べ)。